天高馬肥の季節のおとずれ
天高く馬肥ゆる季節のおとずれ。
月の初めは、日を決めずに、ついでにという感じで近くの神社にお参りをしている。
私と同様に月初めにと、なのか、毎日出勤前にと、なのか、電車に乗る前にと、なのか…必ず数人はいる。
入口で一礼をして、手を洗い、賽銭箱前に鈴があるので、
先に鈴をならしてから賽銭をして、二礼二拍をして、一礼の順でお参りをしている。
この手順は、それなりに行われている様子だが、
鈴の鳴らしタイミングは人、それぞれっぽくておもしろい。
世の中のもの、万物は上から下へ流れるようになっていて、
下から上に上がるものは自然ではないため、逆流とよぶ。
逆という言葉とおり、良い感じはしない。
逆に上っていいものと言えば、鐘の音、お線香の煙らしいのだ。
私たちが神社、寺のお参りの際に鳴らす鐘の音は、
響きあがり天(神、先祖)に届き、炊いてるお線香の煙は
「私がお参りにきております」と、告げていることになるらしい。
だから、私たちはお参りの際に手を洗い、身を清め金を鳴らしてお線香を炊く。
但し、お参りをしてから、つく鐘はもどり鐘になると言われているので…
非常に成り立っている話で…今日もお参りをして仕事をしようと思う。